HSD研究会 東京地区 第7回輪読会報告(&次回案内)
実施日時:2017.3.24(金)上智大学紀尾井坂ビル 会議室 18:30~20:30
出席者:計4名
輪読箇所:『新版 カウンセリング心理学』 141p~最後まで
第7章「カウンセラーと倫理-専門職としての条件―」
今回の輪読会は参加者が少なかったのが残念でしたが、『新版 カウンセリング心理学』の最終章を輪読した後、意見交換を行いました。以下に参加者が注目した箇所・意見を抜粋いたします。
・145p 「専門家というのは、自己責任と自己管理ができることが求められる」
・146p 「このように・・・社会に対して最善を尽くす・・・」
は、「社会」を「クライエント」に置き換えて考えられる。
・カウンセラーが社会に必要とされる専門職として認められるために、具体的なカウンセラーの行為に対して倫理や綱領が必要である。渡辺先生の、カウンセラーは専門職として認められないとダメでしょ、という強い思いを感じた。
・この章は、実際にカウンセリングを職業にしていない自分にとっては遠い所の話だが、現実的な内容。プロフェッショナルを全うするためには必要であり、私たちがカウンセリングを学んだ時にも倫理についての授業があった。
・アメリカは様々な人種がいるので、なおさら倫理規定が必要なのでは。
最後に、158・159ページ(この本の一番最後の部分)をもう一度読んで終了しました。
次回からは、基本に立ち返る意味で、今一度、小林純一先生の『カウンセリング序説』を読み深めていきます。ふるってご参加ください。
☆次回(2017年度 第1回)の予定☆
日時:4月21日(金) 18:45~20:45
場所:新宿ダイカンプラザA館1121号室(新宿区西新宿7-1-7)
(新宿駅D5出口 徒歩20秒)
輪読箇所:『カウンセリング序説』(小林純一 著 金子書房)
第1章 「カウンセリングと人間観」
参加費:HSD研究会会員500円 非会員1000円
☆前回まで使っていた上智大学内の施設が使えなくなってしまったので、貸会議室を探しました。今後毎回会場が変わる可能性が大きいです。事前に出欠のお知らせを福島までお願いいたします。