第8回栃木地区輪読会が開かれました


栃木地区輪読会、今年度最終回が2017年2月23日に行われました。参加者は6名でした。

最初に比べ人数が減ってしまいましたが、最終回では少人数の気軽さと慣れもあってか、ロジャーズ3条件について活発な意見交換がなされました。皆さん、1年間お疲れ様でした。最後の感想を鈴木さんからいただきました。紹介いたします。

 

鈴木さん

私は、昨年5月から輪読会に参加させて頂き、毎回、難しいなあと思いながら、皆さま方のディスカッションを拝聴させて頂いておりました。

今回、私の当番となり、共感的理解・カウンセリングの本質を考える③から「共感的理解を通して」をまとめました。自分の番となると真剣に資料を読み、考え、まとめ、大変勉強になりました。
いくら自分は共感していると思っても、最低限Clに伝わっていなければいけない。また、Coが自分自身の価値観や偏見を意識していないと、それらが邪魔をして共感的理解をすることが困難になる。さらに、CoがClの話を全て無条件に肯定的に受け止めたり、共感的に理解することはできない。Co は、Cl を理解することに努めることも大事だが、Cl を理解できない状態の自分自身を受容することも大切。ということが、少し理解できました。
ご参加くださった皆さま方のご意見、ご経験などを聴かせて頂き「共感的理解」について、さらに深めることができました。ありがとうございました。