カウンセリングワールドに掲載されました②


「カウンセラー教育再考②―マイクロ・ラボラトリー・トレーニング―」について書きます。

こちらについては、説明すればするほどあやしい宗教感が漂ってきて、
おそらくロールプレイ教育よりも理解が得難いかと思います。

説明することで私が大けがするので、ここでも長く説明しません(できません)。

以前私も参加いたしましたが、
合宿形式なので山籠もり感が満載です。
「自分のことが相手に分かるように話してください」の指示のみで繰り返し、繰り返し話し合います。

簡単にやることだけを説明すると、これだけです。
もはやすでに怪しい。

帰って来て「何してきたの?」と知人に聞かれたのですが、
「…(うわー)」という顔をしていました。
おそらく力説すればするほど心配されるだろうと思い、二度と説明しなくなりました。

説明できないことが、この研修の課題だと思います。
本研修の目的をあくまで「カウンセラーとしての自分の在り方を問い直し、研鑽すること」とするべきだと述べられていますが、
この研修がどう参加者に作用してこの目的が達成されるのか?
果たしてどの程度の参加者が目的を達成しているのでしょうか?
研修では暴露大会が横行していたのも事実でしたが…?

この辺が説明つかない限り、
あやしげな研修会として評されても仕方ないと思います。

研修会のプロセス
何日目にどのような場面になり、
どのような気持ちになり、
それがなぜ必要なのか
を明らかになれば、研修があやしげな宗教とは異なるといえるのではないでしょうか。

今のところ「参加すれば良さが分かるよ」などと言っているのですが、
参加しなくともよさが分かるようにする必要があるのではないでしょうか。