梅雨もようやく明け、いよいよ夏の暑さ本番となりました。
2016年7月28日(木)に、第4回の栃木地区における輪読会が開かれました。
当日は10人の参加者によりロジャースの中核三条件についてのディスカッションが
行われました。当日の感想を会員の髙橋亜矢子さんにいただきました。
「初回から参加、第4回目の今回は発表をさせて頂きました。前回の『人間関係のある種の風土条件』
とは何かを考え、広辞苑やその他の辞書等を用いて「風土」の意味を調べているうちに、次から次へと
興味・関心が沸き起こり、どんどん別の方向へと進んで行ってしまい、あれ?何について調べていた?と
我に返る、楽しい(?)学習スタイルとなっている。
この輪読会の場では、私は、疑問に感じたことは必ず発言しよう。と決めて参加している。メンバーの
様々な考えや感じ方を聞くことで、疑問や悶々とした気持ちを消化したり納得したりすることが出来るし、
新しい知識を得ることが出来る。また、著名な書物であっても「疑問を持って良いのだ」……私のような
未熟者にもそう思うことを許してもらえた場所であり、『それはなに?これは?どうして?』で一杯だった
頃の、幼児のような気持ちで居られる場であることに感謝している。
今回、「言語を用いて表現することの意味」と「ふたつの異なった視点で捉える一致」について、ほんの
わずかではあるが、理解出来たような気がした、ことがとても嬉しく感じる。」
輪読会は難しいことをやっているのではなく、純粋な疑問をメンバーで話し合い、日々の臨床に活かしていく
ことが大切です。その意味でとても貴重な感想をいただきました。
次回は2016年9月29日(木)作新学院大学で予定しております。多くの皆様の参加をお待ちしております。